『咎人の刻印』新規勢によるあらゆる媒体の感想まとめ
言わせてくれよ 最高だって
※舞台小説コミカあらゆる媒体のネタバレあり
※筆者は10日前に履修を始めたばかりのドにわかです
※解釈が腐女子&下品ワード含
前置き
原作関係者様および長年のファンの皆様には大変申し訳ないのですが、私は当作品をこれまで存じておらず、この度舞台化に際して、完全に俳優さんきっかけで認知に至りました。
ヒプステ二郎で度々お世話になっている松田昇大くんの初主演!ということで、お祝いの気持ちでサクッとチケットを取った訳ですが……
わずか10日で小説全巻コミカライズ全巻舞台パンフはもちろん作者様の個人誌までまるっと手中に収めることとなりました。
軽い…軽い気持ちで……とんでもない沼に私は……足を踏み入れてしまい………(頭抱え)
ここ数年、ヒプステばかりおいかけて、新しいジャンルを履修することが少なかったから、急に深い沼来てびっくりしちゃった。
人生これだからやめらんねえよな。
ということで、咎人の刻印という作品に短時間であらゆる角度から胸を貫かれたオタクの叫びを聞いてください。
聞かなくて良いです。勝手に言います。
原作小説
俳優さんきっかけとは言え、観劇するからには作品として最大限楽しみたい。
とりあえず小説全巻買ってみた。
巡り合わせによりサイン本で揃うというミラクル。にわかのくせにすみません。大事にします。
舞台がオリジナルストーリーなのか、原作のどこかをやるのか、何も知らんがとりあえず全部読んどけばいけるでしょ!という魂胆。しれっと外伝も買った。
既に観劇日まで1週間切ってるけど6冊もあるぞ。間に合うかな。
久々すぎる活字に結構な不安を抱えつつ、私の咎人履修大会が幕を開ける。
1巻読了
なるほどね~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
何?この空気 オタク大好きなやつじゃん
序章でいきなり身体を重ねる2人(最悪の言い方)にめちゃくちゃびっくりしちゃったよ……
ハジメテで熱に沈むのやべえです。相性が良すぎる。
ミリしらスタートが故に完全に予想外のパンチくらっていきなり吹き飛んだわ。
こ~~~れはお耽美ですね、、、、、^^
てか話が普通にめっちゃ面白かった。
愛憎入り乱れる異能バトルが嫌いなオタクいる??いねえよなぁ!!!
全員がそれぞれの罪を背負って、それぞれの思惑がありながら前に向かって一生懸命進んでる姿は1巻ながらアツい。
お互いの足りないところを埋め合うっていうのは人付き合いの肝だよね。
2人でよかった、って思える機会が今後彼らには沢山あるんだろう。
火焰乱舞(エクスプロードイリュージョン)は流石に手叩きました。
漢字にカタカナのフリガナつけるやつ、何か心の奥に来るよね。
魂の10代が呼び起こされるっていうかさ。
技名以外も、作品全体がオタクの夢詰まりすぎてたので、思春期だったら新しい扉開けまくって大変なことになってたと思う。
自分の聖痕デザインは絶対やってた。(想像するだけでちょっと狂いそうになる)(長女及びそこそこ年取ったオタクだったからギリ耐えられた)
貴方の性癖はどこから?私は咎人の刻印から!の令和オタク絶対居るよ。
1冊で読者の正気を失わせるだけのパワーがあったもん。劇薬じゃい。
(ネットで作品名検索したらカルピスの原液に例えられててめっちゃ笑った)
(それじゃん)
(オタクの夢を全部鍋に入れて煮出した汁だよ)
てか「令和の切り裂きジャック」ってやばいよね。
近未来の元号じゃん…………
ネタバレを忌避したい性分なのもあり、帯でチラ見した「吸血鬼」の文字しか情報を持たずに読み始めたので、勝手に中世ぐらいの世界観だと思い込んでいた。
舞台ブクロだしゴリゴリに現代だった。急に親近感。
それにしても平成じゃなくて令和っていうのはびびる。
この世の最先端文学じゃんね……
「令和ってダサいから嫌」ってずっと言ってるのにあらゆる媒体のキャラ紹介で令和令和言われ続ける神無さん、不憫。
2巻
纏ちゃんが中に誰も居ませんよしてて震えた。
いやまあ、神無も似たようなことしてるんだけど……。改めて考えると、やっぱり軽く流せる罪ではないんだよね。業が深い作品。
許されることではないけど、罪を犯すにも色々理由があって、その後にも色々できることがあるっていうのが丁寧に描かれていたな~と思う。
高峰、イイヤツ。ネイティブ関西人の血が騒ぐわ。
アカーン!!!!(2巻ではまだ言ってないよ)
巻き込まれてオタオタする秋山もかわいいね。
(この子が後に夏川?に化けるのかな…?)
3巻
好きエピ。
刹那とはいつか何らかの形で向き合うことになるんだろうと思ってたけど、まさか僅か3巻でたどり着いてしまうとはな。
デッドマンリターンズの意味をもっと深く考えるべきだった……死人が還ってくるなんてもう刹那イベ確定宣言だったのに……
しかしそれが「永久が消える」という形で実現されるのがさあ~~~!!
きつい!!!きついです先生!!!!!!
御影君の顔で冷たい目されるの辛すぎる。いや彼も御影君なんですが。
いつの間にか私も永久の愛に縋っていたらしい。
夢の中で会えたとき正直めっちゃホッとした。
急に年上らしさ見せつけてくるし。
年下と年上の要素を1人で兼ねてるの、改めて盛り盛り設定だな、、、
精神世界で双子が揃っても、2人はもう同じ見た目ではないんだなと思うとそれはちょっと寂しいね。
そして実のところはそれすらできないってのがまた寂しい。
読む前日にたまたまサンシャインの屋上でピクニックしてたので、最終決戦はありありと情景浮かんで来て楽しかった。
事前聖地巡礼。
あと全然関係ないけど、日頃「御影君」って呼んでるのに名前だと「永久」って呼び捨てになるの、地味好きポイントです。
4巻
出ました!!!!!俺の血だけ飲んどけよキッス!!!!
流石にMtMはBのLすぎて公式では無理かなって思ってたけどやられた~~~~!!
単に飢餓状態を打破するためだけという訳じゃなくて、神無の独占欲というかそういうものもありきであの行動に至ったの大勝利ですね・・・(感涙)
御影と鹿のお兄さんには可哀想な思いさせてすまないけど…狭霧ナイスと言わざるをえん……
1巻の時点でかなりのイベントを回収してた気がするのに、出尽くすどころか2人の関係は深まる一方ですごいです。
4巻でこれなら100巻とか一体どうなっちゃうの~~????
巨人も出たし魔神も出たし空中戦になったし、4巻は規模が一気に大きくなった。
アニメ映えしそう・・・!
相手が大きい(物理)ということもあって、時任さんも東雲ちゃんも高峰さんも纏ちゃんも、そして刹那も、過去の敵がみんな味方について総力戦になったのすごくアツい。
3巻でも思ったけど、精神的に孤独だった神無の周りにはもう沢山の仲間が居てくれるんだなって。
罪を犯して初めてそうなるっていうのはマジで皮肉。でも私は嬉しいよ。
狭霧さんもきっと7巻ぐらいで舞い戻ってきて力になってくれるはずだ!
巻末のデート回は巻を重ねる毎にガチになってて楽しいです。
5巻
青い鳥文庫だったらここから第1巻だな。
「異能探偵社ミカゲ① ~咎人は踊る~」
あるでしょ。
多分百花のほうが主人公。
というのは冗談だけど、事務所もできて、「守る」側からの人助けもできて、ストーリーが新しいフェーズに入ったなという感じはした。
御影も神無も、罪を犯さず生きられたらそれが1番良かったと思うけど、その結果、いたいけな少女の笑顔が守られたのも事実なのだ。
神無がそれにやりがいを感じてたのも良かったな。
ヒナギクの件も狭霧の件も、1個1個の案件に対してちゃんと情を持って向き合ってるのマジですごいと思うんだよね。
目の前に居る人をちゃんと「人」として見て、一緒に怒って笑ってくれる感受性の豊かさよ…。
こんな優しい子にあんな最悪な罪犯させた社会、まじでクソだな。
クソと言えば西園寺はもう咎人に堕ちてよくない?
最低じゃんあのジジイ。外道親父め。(暴言)
咎人の方がよっぽどまともじゃんって思っちゃったよ。
でもあれだよね、咎人の方がまともっていうか、まともじゃない咎人は異形として既に果ててしまってるんだろうな……
それかイカレ方面に完全に舵を切ってるか。
子供相手にあんな姑息な手を使う西園寺は小物過ぎるから、咎人になったら自我保てなさそう。
権力を持った弱者って1番厄介。
表の世界で良いから普通に捕まって断罪されてくださいね。
逮捕ついでに指弾浴びとけ。
(ていうことは馬鹿コンビって自我保ってるの地味にすごい?)
東京ファントムペイン
外伝って聞いてたけど思ったより本編と重なってたので読んで良かった。勢いで買った当時の私ナイス。
ミカゲとカンナって外から見るとこんな感じなんですね……
マツリカちゃん=女の子の視点から見る神無 っていう概念がすごく楽しかったです。
女の子相手だとちょっとかっこつけちゃうとことか、神無の百戦錬磨で軟派な一面を体感できてニコニコ。
こ~~の色男がもう心身共に御影君のモノってんだからやべーよな。大好きだわ。
挿絵があったのもめっちゃアガった。
何気ないシーンを絵で見られるのすごい楽しい。
カンナに最初握手求められたとき「これはレベル高いわ~~」って声に出ちゃった。かっこよすぎる。
3枚目ぐらいのジュース飲みながら余所見してる絵も好き。あんな顔して絶対ちゃんと話聞いてるよね。
そろそろ私も知ってんだかんね。
初の一般人枠マツリカちゃん、色々な苦難に戸惑いながらもまっすぐ進んでいける芯の強い女性ですごく好き。
修学旅行で木刀買っててほしいタイプ。笑
ヒナギクもそういう強さを持った子だと思うけど(木刀の話ではない)、彼女の「まっすぐ」は多分やや拡散的というか、前方を見るにも視野が広すぎて、結果いつのまにか曲がってた、みたいな印象だった。
カイネと3人で焼き肉食ってるところ見たかったよ~~~~~!!!
案外ホルモンとか好きかもしんないじゃん。
いつか天国で3人一緒に食べてね……って言おうと思ったけど、咎人のベアトリーチェは果たして天国に居るのだろうか。
煉獄かもしれない。
そして遅れてやってきたカイネを天国へ押し上げるんだ。
でも大丈夫!!!今度はマツリカが居るから!!!!
マツリカがファイト一発でヒナギクのことも天国へ引き上げてくれるはず。
そのまま勢いで至高天まで大ジャンプしよう。
そして天で牧歌的な暮らしをしながら定期的に焼き肉大会をしてください。
何の話でしたっけ。
小説完走後 改めて舞台について考えるオタク(当時のメモより抜粋)
えっこれを松田くんがやるんですか…?
この・・・・・公式設定なまめか色男を・・・・・・????
まぁ……とりあえずぴったりってことはわかりますけど……
色香まとってる長身だもん彼。
別に松田くんに詳しいわけでもないけど、流石にそれは知ってるよ。
ヒプステ映画の舞台挨拶で顔小さすぎて驚愕したし。
首が長くて細身だから、血を吸われるイケメンこと神無が似合わない訳は無いよね。
逆に似合いすぎて不安。こっちの情緒が。
ストーリー、原作から持ってくるならどこだろう?
出会いのシーンは絶対やるでしょ。世界観説明のためにも1巻前半は必要。
普通に1巻だけやるのが無難ではあるけど、そうすると高峰と纏ちゃんが出ないんだよなぁ。(当時の私は神無=松田昇大以外のキャスト情報を知りません)
でも1巻なら時任出るしそれはそれで嬉しい。
あとケイも一応出るかもしれんね。 ※フラグ
咎人の皆さんに混じってケイのグッズ出たらちょっと面白いな~笑 ※※フラグ
まあケイはメインキャストって程じゃ無いか! ※※※フラグ
時任サンは4巻まで行けば大分活躍するけど4巻は巨人魔神ダイブトゥスカイハイなので演出的にハードルが高いから多分やらない。
個人的には3巻のストーリーが好みだったので舞台で見たいなぁ。
けどあれは1,2巻で御影との関係が深まったところにズドンされるから重く響くのであって、初演の舞台でいきなりやるには尺不足かなという気もする。
あともしかしなくても3巻の御影ってほぼゴシック着てないよね?
初演でゴシック無しは流石に勿体ないわ。一旦諦めます。
1巻の内容を膨らませて高峰と纏ちゃんも追加、私の予想はこれでいくぜ!
多分だけど吸血シーンは3回ぐらいあるから数々の画角でお見せしてもらえるはずだ。
とりあえず神無の横顔は絶対的に見たいのでその角度の吸血は入れて欲しい。
壁に追い詰められて噛まれて神無が天を仰いで暗転、これだな!
その直後時任が登場して世界観を説明します。
知らんけど。
舞台
そんなわけで、履修の場は舞台へ。
座席、まさかの最前センター。
油断したわ。
B列って言うから2列目だと思うじゃん!!!A列潰してるパターンのやつだったよ!!!!!!!!!
紀伊國屋ホール入るの初めてだったこともあり、全くその可能性に思い当たらなかった。
危うくC列センターの方に「お席間違ってますよ」って声かけてしまうところだった。
間違ってるのはオメーだよ。
すんでの所で勘違いは正され、無事最前列に着席できたわけだが、既に舞台が近くて死にそうな私。
まだ誰も出てねえのに。
十字架みたいな背景セットがある。
とりあえずオペラグラス用意して覗いてみたりもした。
肉眼で全部見えるわ。
そっと膝の上に置いた。
早めに会場入りしたので、前アナも繰り返し耳に入ってくる。
御影と神無が喋ってくれるなんて聞いてないです……めっちゃドキドキした……
前アナの時点でもう解釈に合うのよ……
最近できたばかりの解釈にね…………
御影が注意事項をお願いしてくるときの「~~してくれるかな」とか、神無の「開演までもうしばらく待っててね」「まもなく開演だよ、~席に戻ってね」とか、語尾がかわいい。
開演直前の差分まであって芸細だし、客入れも10分前ぐらいから音数増えたよね?
最初水滴(血?)の音だけだったと思うんだけど、段々ピアノが増えてったような。
そういう丁寧なサービス大好きです!!
ここまでの流れで既に勝利を確信したオタク。
いよいよ本編を浴びるお時間です。
と言うことで以下、観劇後の感想。
ケ~~~~~~~~~~~~~~~イ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうした!!!!!どうしたケイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おま・・・お前……………………
ケイ~~~~~~~~~~!!!!!!!
いやまじで…………ケイさん………?
原作では、徹底して表の人間として描かれていたケイ。
最後まで表側に存在することで、裏側の世界に生きる神無と決定的に道が分かたれたことを示す、重要な舞台装置の役割。
重要ではあるが、出番や台詞量的にはモブ寄りなので、舞台で出るとしてもアンサンブルのどなたかが兼ね役とかかな~って思ってました。
思ってました。
まあOPで杉江さんのお名前見た時点で「ん?^^」の気持ちではあったよ。
杉江大志がチョイ役でキャスティングされる訳がねえもん。
なんかすごい意味深に神無と見つめ合う瞬間あったし。
それにしても大出世だなケイ。
おめでとう。
いや、人を殺し自分も殺された男におめでとうはないか。ごめん。
ちなみに私の心境としてはありがとうです。まじでごめん。
いやあ、原作とあんなにも逆の道を辿るとはね。
マジで衝撃だったわ。
序盤~中盤でやたらケイとの会話尺とるなと思ってたけど、中盤のクライマックス完全にあいつが全部持っていったじゃん。
神無のマブダチとして、痛烈な思い出を神無の胸に刻んで逝った。
あれもう勝ち逃げでは?一種の。
なんなんだよ、、、、、、、
思うに纏ちゃんが削られた分の、「咎人の神無だからこそ咎人にしてあげられることがある」という枠をケイが担ってくれたんじゃないかなと。
切り裂きジャックの贖罪みたいなサブタイついてたし。
まあその辺は確かに作品的に大事なところではあると思うので、何かしらの形では描いておくべきっていう判断なのかな~。
マブダチである神無に裁かれることでその罪を精算した…か……
友達に裁かれることが彼にとって死ねるほどに苦痛だったのか、私にはわからんけどね。
正直彼は神無に救ってもらって綺麗に死ねたと思う。
てかお前が背負ってくれるなら…ってなんだよ!!
御影はェ!!!!!
(後ろで見てました)(後方彼氏?)
都築名医が居ない世界線だから、神無は鬼儺から自力復活するわけだが、それによって御影の涙シーンもかき消えちゃうんだよね。
そしてそれが本作のMVPことケイの看取りイベに転生を遂げ回収される。
構成としては見事だけどこっちの情緒はそれはもうパニックよ。
ケイ??!?!!?!!ケイ、、、ケイぃいいい!!!ケ、ケイ、、、、あっ御影の涙………ケイ〜〜!!!!!
という気持ちでした。
まあケイがね、「御影を信じさせてくれた男」として一要素担ってるのは原作から見ても間違いないのでね。
そういう意味では、真逆のルートを通りながらちゃんと正史に集約されていくのすごい。
何なら小説版より手厚く誘導してくれてたよね。笑
「信じたい人に出会ったら騙されても良いやって思うのよ(要約)」「神無もそういう人がいるの?」って。
全てひっくるめてめちゃくちゃおいしいな?あいつ。
ありがとよ。
てか杉江さんの演技、秀逸だったよね…………
デュラステで推しキャラ演じてくださってたけどコロナに敗北して結局観れなかったので、刀ステの鯰尾かヘタミュ以来だと思うんだけど、こんな演技ができる人だなんて全然知りませんでした。無知を恥じる。
バーでくだ巻いてるところから酔っ払いの演技上手すぎてびびったし、神無との自然な会話の様子も、ファミレスでどしたん?話聞こか?してるときの飄々としながらあったかい感じも、大事なネジを落としちゃった瞬間の違和感も、異形としての身体の動きから最期を迎えるまでの感情の流れ全てが完璧に表現されてた。
すごい…ね……
私は演技の善し悪しを評論できるような人材では到底ないんだけど、それでもすごいって思ったからにはすごいって言わせてくれ。すごかったです。
アドリブマンとして楽しさまで提供してくれるし。
原作知らずに観てたらケイが1番好きまであったかもしれない。
危なかったぜ。
本当にケイ関連のエピソードが濃すぎて、マジでここで公演終わるんじゃないかと思った。
めっちゃopに時任居たのに、ちょっとあまりのことに忘れてたよね。
流石にラスボスはケイじゃなかった。
オタク謎の安心。
でも時任から御影を奪還して一件落着エピローグ!的なところで神無が
「御影君、キッチン借りていい?…ケイの好きだったカクテル、作りたくてさ…」って言ってたのは笑いました。
最後までアイツゥうううううう!!!!!!!
まさか感想がここまでケイ一色になるとは。
他の皆さんの話もさせてくれ。
御影
か、かわいい、、、、、、、
卵なくて崩れ落ちる御影君かわいすぎるだろ。
赤羽くん今作初舞台ってマジ?初々しい~~~~~~
御年20歳って、それはもう御影として”ガチ”じゃん。生々しいわまじで。
意気揚々と33歳だよ♪って断言してたの、何かおもしろかった。
氷柱牢獄(アイシクルコフィン)ってさあ、
多分氷柱=つららでicicleなんだと思うんですけど、御影という人物像を踏まえて聞くと「愛し狂う」に聞こえてきて悶えてしまう。
愛されなくて狂った男と、愛しすぎて狂った男の邂逅。
頭抱えるわ。
てか序盤で神無に刺されたの衝撃だったんだけど?!
ケイが神無に抱きしめられながら心臓貫かれたときも「ケイ相手にここまでやっちゃっていいんですか?!」みたいな気持ちあったんですけど、その前に正彼氏御影君が強めの類似イベかまして帳尻合わせてたよね……
取っ組み合いになってグググ…って押し合うところ、尺が永久に感じられた。
2人の腕に力がこもってるのがすごい伝わってきて…変な汗出ちゃったよ………
それを踏まえて、心許して抱き合うところのあたたかさはひとしおでした。
抱きしめるって行為、すごいな、、、、
腕を背中に回す、っていうだけの動きが、どうしてあんなにも信頼を表すかね。
不思議だよもはや。
元素って良いな。いつも御影君に抱かれて。
神無
イケメンすぎワロタ
いやまじでかっこいいな。何この人。
思ってたとおり細身なスタイルが神無の色気にジャストフィットしてる。
こちらへのダイレクト色気アタック。一撃でオーバーキル。
ふと横を向いたときに上半身が薄すぎてマジで内臓 is どこ…?
鬼儺から復活したとき、すごいお気軽に腹見せてくるのやめてほしい。
シックスパック既に仕上がってんじゃん。まだ1巻なのに。
しかも対御影と東雲で1公演辺り2チラあって助かる。
衣装ってすごいなぁと色々思った話。
イヤリングが結構大きくて揺れものなのが良い意味で目を引いてよかった。
アクセジャラジャラボーイって感じ、します!
あとでキービジュ見たけど、耳のやつサバイバルナイフの形してたんだね。
もはやアイデンティティーなんだな……笑
あと途中で上着脱いでくれてありがとう~~~~!!!
舞台見てて気づいたけど、ナイフ上着の内ポケットに入れてるよね。(一郎がマイクしまってる場所と多分同じ)
1回めちゃくちゃ落ちそうになってる瞬間あったけど、不思議なバランスで落ちなくて感心した。衣装マジック、、、
そう、で上着にナイフを入れてるってことはさ、上着を脱いでる時って咄嗟に攻撃できないわけでしょ。
相手に「気を許してる」ってことだよね……
全てが実際に物理として存在する舞台だからこそ、そういうところまで色々目が行くのすごい楽しいし、今まで見えてなかったキャラの一面に気づいたりできる。
たのし~~~~……
一方で過去リフレインのシーンはキツかったな~~~~、、、、
3匹のおっさんでまあまあ長い間神無のこと弄ってて……腹も胸もめちゃくちゃ撫で回されてたよね…?
はっきり言うけど手つきキモすぎてよく昇大くん立ってられるなと思ったし、その中のおっさんのうち1匹が右手で神無触りながら左手で自分のズボンのベルト外してたのがマジで最悪でした。
ベルトの金具の生音聞こえたよ……
見ながらまじでゾワゾワしちゃった。良い演技サンキュー。最低です。
そりゃ神無の心も壊れるわという気持ちになった。不憫でならん。
そこにケイとの別れまで追加されて、舞台の神無はさぞ苦しかったろうな……
救うためには、自分が殺さなきゃ、っていう。4巻のひびきさんもちょっと思い出したな。
でもケイは神無自身の友人だし、舞台ではその関係がより深まっただけに、あんな形でお別れするのは辛かろうと思う。
絵としてはすごい綺麗だったけど……
最初に殺人犯すシーンで舞台いっぱいに罪の花咲いたのもめちゃくちゃ綺麗でした。
悲しみの血しぶきだけどさ……
頼んだぞ御影君。もう御影君しかおらん。
何度だって神無を抱きしめてあげてくれ…………
と言いつつ、逆に舞台だからこそ楽しそうなシーンもいっぱいあってよかった。
日頃スカしてるイメージ強いけど、舞台だとテンポの良さと役者の好演も相まって、くるくると表情が変わって可愛い。
あのシリアスな人生の中にもふとした瞬間に笑えるような出来事はいっぱいあったんだなと思うとまだ救いがあるわ。
ケイとの「友達じゃなかったの?」「友達だったかも~~」って会話、最高に平和だったな。
まあその後全部ぶっ潰れるんですけど!!!
その会話できるのはマジでもうとっくに友達だってばよ!!!!!
ウワーーーーーー!!!!!!(おかしくなるオタク)
東雲君
なんか性転換してる人居るんですけど。笑
まあこの手のコンテンツの舞台化では、女性キャストを入れないキャスティングはままあることなんでね。(ヒプステも毎度職人芸のごとく女性をカットしてくる)(シブハマどうなるって言うん?)
なのでまあ、.5慣れしてるオタクとしては、別にそこまで反発とかはなかったです。
ていうか中盤まで気づいてなかった。
東雲ちゃんってほら……原作から”漢”って感じの心意気だから……
めっちゃ男前に演じてくださるんだね~~!!つってニコニコしてたわ。
キャストが男性って気づいてからもまあ女形とかあるしね~って思ってた。
「東雲くん」「ペルセウス」って言われて初めて「オトコやん??!」になりました。
遅。
まあつまり、性転換に気づかないぐらいにはバッチリ「東雲」だったという訳です。
殺陣もすごくお上手でいらしてよかった!長物は映えますね。
初日に物販だけ行ったとき、キンキン!って刀がぶつかり合う音が聞こえたから、多分あれは東雲君の襲来だったんだろうな…笑
この東雲君と一緒に無限にお米食べる大会開催したいです。
高峰
お、おもしろおにいさん、、、、?????
ストーリーの流れ上、まだ切り裂きジャックに心は許し切らない、って感じだったから、関西弁も出ないまま、まじめなエリート警察官を通す……かと思いきや、突然のギャグシーン。
イセダイ、、、、たのしそう、、、、、、
パントマイムだけであらゆるおふざけを回収していったの面白すぎる。
どう考えてもここでしか出番のないSEあったよね?笑
どこにコスト割いてんだ。おもしろ。
いやそれ以外のシーンは普通にめちゃくちゃかっこよかったけどね。
髪の毛カッチカチに固めてあって動きやすそうだった。
あと脚が長。マジかってぐらい長い。
アクリルスタンドどころか彫刻にしてほしいです。
次公演では「アカーン!」もよろしく。
ヤマト君
まじで美少女だと思った。
可愛すぎるだろ。
嘘でしょ男の子なの??信じられん。
「必ず!!!戻ってきてくださいね」の圧が強い。笑
この手のシーンは千秋楽が近づくにつれてふざけが強くなっていくと思うんだけど、私が見に行った時点(4,5公演目ぐらい)で既にまあまあ伸び伸びやってたな。
アドリブパートからカンパニーの仲の良さってにじみ出るよね。
ヤマト君相手にかがんで話しかける神無も見られて私は満足しました。
黒猫ヤマトの著作権気にする神無も良かったな…笑
時任
スッッッッッッッッッッッッッキ
いやまじで、時任さん……とんだダークホースでした……
小説→舞台で1番好感度上がったキャラかもしれん。
夢女子になるかと思った。
まじで殺陣がかっこよすぎる。
いや殺陣はみんなかっこいいの、かっこいいんだけど、時任さん、私的ドツボ。
ラストバトルに高峰が加わったことで、鎧が居るとは言え1:4で人数的にはまあまあ多勢に無勢になってるんだけど、それを全く気にさせない圧倒的つよつよの動き。
あんなでかい杖なのに軽々とクルクルクルクル回せるかね??人類が????
回せるんだなぁ……
体術と魔術を組み合わせて戦うの解釈に合いすぎてむしろ解釈の上。感謝。
全体の殺陣つけられたのも時任の役者さんっていうのを後で知って、ますます頭あがらんくなりました。
てか全体的に殺陣がめっちゃよかったんだよね。
紀伊國屋ホールって小劇場の部類だと思うんだけど、そんなに広くない舞台でよくあんなに大人数が入り乱れられるものだよ。すごすぎる。
動線どうなってんだ。
最前センターだったこともあり迫力がハンパなかった。打ち震えてたよ。
アレを世界一の神席で浴びられたことには本当に感謝しています。
御影の眼帯謎に2回ペチッって床に投げるの好き。
何で1回拾ったんだ。
吸血シーン
本作を実写化する上で1番楽しみに(そして1番心配していた)吸血シーン。
心配というのはえっちすぎて客が死ぬんじゃないか?みたいな方面です。
まあ実際のところえっちすぎたんですが。
初手…初手床……床…………覆い被さ……………
いきなりあの体位になると思わんやろがい!!!!!!!!!
エ~~~~~~ン、、、、、、、えっちだよぉ、、、、、、、、、、、
情緒おかしくなるよォ、、、、、、
しかも椅子で噛んでからの2段階だったの何、、、、、?
サービスエグ、、、、、、、、、、、
飢餓状態の御影に血捧げるときもすごかったな。
首でしたよね???!!!私の記憶違いですか???!!!!
舞台1回しか見れてないし原作は読み終わってすぐ友人宅に送った(布教)から、もう全部記憶で喋るしかないんだけど、なんか原作以上にえっちな感じになってませんでしたか?ねぇ??
立体物でそういうことしちゃダメだって何回も言ってんじゃん……もっとやって………
ほんで最後な。
何なん。もう。
暗転してもう本編終わりかと思わせてからの丁寧なASMR!
拍手するつもりで用意していた手がそのまま拍手になりました。(?)
声オンリーってやばくない?
何て贅沢な演出なんだ…………
やばい、思い出し高笑い、、、、、
終わりそう(終わらない)
と言うわけで最高の舞台でした。以上。
本当ならここで記事は終わる予定だった。(時期的に舞台の感想がメインディッシュじゃん、絶対)
しかしもはや私にとっては作品の全てが新鮮な主菜。
小説と舞台の感想だけで満足はできないのである。
ということで他の媒体の感想も言わせてください。
個人誌
アオリ文「キスしてよ」でめちゃくちゃワロタ。
読む前から神無だってわかるよ。やっぱりだった。最高!
作者様がセルフで同人活動されてるの強すぎるし、またサイン本増えちゃったし、イラストがガチガチに公式な上に箔押しだし、それをメディアミックス先の舞台会場でゲットできるの、もうご奉仕がすごくて罪の味なんだけど大丈夫そ?大丈夫じゃないよ?
入場特典で一枚折りSS~とかじゃないんですか?104ページて!ありがてぇなオイ!
もう当たり前のように初日に買いに行きました。
初日のチケット持ってないのに。
そして内容、、、アリガトゴザイマス、、、、、
事前に「何でも許せる人向け」って注意出てた(あるある文言すぎて笑う)けど、まさに夢と希望と願望が詰まっててめっちゃハッピー個人誌だった。
もうそっちがその気ならこっちもそういう目で見ちゃうんだからね??!!
ありとあらゆる季節イベントを消化した上でバレンタイン2周するのおもろすぎる。強~…。
これが準公式として存在する世界線に私は生きてるんだ。
エッチョットこのジャンル………めちゃくちゃ楽しくない…………????
酒宴で御影が珍しく押されて「神無君?!」ってなってるところ、福山潤さんの演技が1000%ハマると思う。笑
舞台→ボイドラの順番で履修したせいもあってか、個人的には赤羽版の可愛いお声が結構好きだったんだけど、ここの「神無君?!」だけはふくじゅん版で聞こえてきたわ。
だから何って話。すいません。
どっちも素敵な御影君です。
コミカライズ
舞台見終わって即コミカライズ買ったよね。
もうここまで来たら全部食うわよ。決まってんだろ。
最高だったわ。
小説は表情や状況を自由に想像できて夢広がるけど、実際に「こういう顔ですよ」をお出しされるの、めっちゃ美味い。(絵も上手い)
御影の泣き顔キレイだった。全媒体の中でもあの御影の顔が1番好きまである。
神無の好きな顔は放置されたタピオカを見てうわ、、、ってなる2コマです。
ストーリーも舞台とはまた違う感じでエピソードを再構成してあって、テンポ良く読めてよかった。
こっちのケイは金髪おヒゲのあんちゃんで面白いね…笑
様々なケイ・・・
あとコミカライズで何気にテンションあがったのが、キャラの身長差!
原作の表紙だけだとさすがによくわからんし、舞台は赤羽くんの方が大きいので、御影に残る幼さみたいなのは漫画が1番体感させてくれた。
何でもない場面で、御影が神無を見上げているのにニッコリする。
絵という媒体はこういう情報も含んでいるんだな。贅沢だ。
じゃあデッドマンリターンズまで行けば大きい御影君も見れるのか。
既にワクワクする。
終わりに
あー、言いたいこと全部言ったら1万字超えちゃった。
舞台パンフの相関図で御影と神無の説明が「運命の出会い」になってて手叩いたんだけど、まさしく私と咎人の刻印は、この度運命の出会いをしました。
お気軽にかじろうとしたジャンルでこんなことになるとは。最高だぜ。
とりあえず感想を世界に吐き出しとかなきゃと思ってつらつら書いたけど、長くてキモいオタクの怪文書だし私の変態性も反映されてしまって人にお見せできる文ではなくなってる気がします。いたたまれなくなって消したらすいません。
にわかだけど、すっかりファンになっちまったぜ。
これから一緒に作品のキラメキを追っていけるのがすごく嬉しい。
新刊楽しみ。舞台の円盤楽しみ。次公演あってほしいし次こそ3巻やってほしい。コミカライズももっと続いて欲しい。アニメ化もしてほしい。主題歌っていう概念を咎人の刻印に大量に与えたいのでチェンソーマンスクイズよろしくEDは週替わりでお願いします。
とか言ってたら千秋楽配信決まったイヤアアアアアアアアアアアアアリガドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オタク延命!!!延命!!!
急に元気になってごめん!!!!!!やむを得ない!!!!!!!!!!!
えっお値段2000???!!!!安すぎ!!!!!!!!つまり無料やん!!!!!!!
しかも全景…!円盤では見られない風景が見られるのでは???アゲです
マジで命助かる コロナ収まっても配信の文化だけは永久になって欲しい
配信待ちのみんな気合いで生き延びようね!!!!!!
咎人を愛する人生、既に楽しいです!!!!!!!!!!!!!!!!